⇒DVD紹介(冒頭の10分)(WMVファイル、89MB)
2009年6月 本編43分 頒価:1200円(送料140円)〈図書館価格:9000円〉 制作:映像ドキュメント.com
●内容
このDVDには加藤周一さんの訴えたかったエキスが詰まっている。豊富な話題とユーモアつきの明快な語りは聴衆を飽きさせない。 加藤さんは、現在に「なしくずしの戦争」に踏みこむ危険を捉え、「黙って見ていると大変なことになる」として「どこかで止めるかが大事」だと警鐘を鳴らした。その自らの行動のひとつが「九条の会」の提唱である。 「九条を日常に生活に生かすための活動」の大切さは、個々人がなすべき行動を提起している。また「軍備の充実によって日本の安全が増大することはない」との発言は、軍事費や軍備問題に関して、私たちが、安易に軍備を拡大していっても良いのかを根本的に考えなければいけない時期にきていることを教えてくれる。 (2009年9月22日、Yさん) 亡くなられたのは寂しい限りですが、DVDでお目にかかります。ずっとそばに置いて、いつも思いをあらたにして、9条を守る!です。 (2009年8月26日、川崎OYさん) 友人、知人に分け、皆が考えるきっかけをもつようにしてみます。 (2008年8月11日、東京MYさん) 「9条は戦後日本人の精神的な冒険」――いまこの冒険を終わらせたくありません。 (2009年8月10日、東京TYさん) 友人、知人に分け、皆が考えるきっかけをもつようしてみます。 (2009年8月11日、東京MYさん) 昨日、DVDを受け取りました。ありがとうございました。大変貴重な内容で、おもしろく拝見しました。友達に回覧、宣伝するつもりです。 もっとたくさん、見たいです。ああいう風に、客観的に話す人は日本では少ないですから、大変新鮮で貴重だと以前から思っていました。押し付けず客観的であればあるほど、説得力がありますね。 麻生さんは、“「武器輸出3原則」の緩和を求める意見書”を、今年の年末にも承認しそうな雰囲気がありますね。意見書によると、このままでは、『日本が(軍備)技術の発展から取り残されるリスクが高まっており、足かせだ』とのことです(NHKニュース8月4日 11時15分)。(⇒安保防衛懇:集団的自衛権見直しを提言、武器輸出三原則も 『毎日新聞』2009年8月4日) この報道はNHKニュースで1回さらっと読まれたきりで、その後、マスコミは全く騒がず、他の裁判員制度開始のニュースへ話題が移ってしまっています。この規制緩和も、景気対策なんでしょうか。これが、大問題だと思っているのは私だけかな・・・・国民がバカにされているような気分です。 戦前の、戦時体制に突っ込んで行き始めた昭和12年、13年頃も、「すごく不景気だったのよ」と、84歳の母が言っています。 日本の政治は、どんどん悪くなる一方で、悠長におもしろがっている猶予も時間もないと思いますが、若い人たちにどう話したらよいのか、思いあぐねています。 加藤周一さんの「加藤周一講演会 老人と学生の未来−東大駒場 全96分」の映像は、とてもおもしろく、何度も見ました。インターネットをやっていない友達もいるので、これを見てもらう方法はないかなあ・・と以前から思っていました。彼の話し方は、若い人達にも説得力があると思います。可能でしたら、第2弾のDVDもご検討ください。 本日、郵便局より、代金を振り込みましたので、ご確認をお願いします。 (2009年8月5日、SMさん) 大変よかったです。加藤先生の遺志を継がねばならないと改めて感じました。 (2009年7月22日、北海道KMさん) 加藤周一さんのご著書は難解で、手が出しにくかったのですが、DVDは映像でお考えが解りやすかったです。 (2009年7月15日、海老名NYさん) 喪失感は大きいですが、嘆くよりも加藤氏の多くの再読、再々読しつつ、このDVDや以前NHKのETVが撮った加藤氏のシリーズものも併せて観ながら、加藤氏の業績を偲びつつ、自己を嵩めるつもりです。 (2009年7月14日、鎌倉IMさん) ありがとうございました。あらためて、故人の偉業に感動しているところです。 (2009年7月13日、町田MHさん) 30代、40代の人にも見てもらいたいと思っています。ありがとうございました。 (2009年7月13日、八千代IKさん)
●話し手紹介
加藤周一(評論家、九条の会呼びかけ人) かとうしゅういち。評論家・作家・医学博士。1919年東京生まれ。1936年に第一高等学校(東京大学教養学部の前身)に入学。1943年東京大学医学部卒。世界的な視野から日本の文学・思想・美術の歴史を論じ、世界中の大学で教えてきた。該博な知識のもと文学芸術から国際情勢まで縦横無尽、鋭敏にして繊細な言論活動を展開してきた。2008年12月5日逝去。 著作は多数。最近再版されたり入手しやすいものを紹介すると、『私にとっての20世紀』岩波現代文庫、 『日本文学史序説 上下』ちくま学芸文庫、 『羊の歌』『続 羊の歌』岩波新書、 『加藤周一セレクション1〜5』平凡社ライブラリー、 『20世紀の自画像』ちくま新書、 『日本文化における時間と空間』岩波書店、 『日本その心とかたち』ジブリ学術ライブラリー、 『加藤周一戦後を語る』かもがわ出版、 『夕陽妄語』朝日新聞出版、ほか。 ⇒amazon.co.jpの加藤周一著書リスト
⇒DVD紹介・申込書(PDFファイル) 映像ドキュメント.com 連絡先:〒113-0001文京区白山1-31-6-201スペース白山内〈新住所〉 FAX:03-3868-0091〈新FAX番号〉 郵便振替口座:00130-0-718198(ゆうちょ銀行 019店 当座 0718198) (担当:荒川俊児)
掲載2009年6月3日 更新2024年5月13日