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ワークショップ〈オイコノミア〉の理と没理
中山智香子、森元庸介、真島一郎、土佐弘之、西谷修


2013年2月16日 東京外国語大学

YouTube配信2013年4月18日、WEB配信2013年4月30日、制作:映像ドキュメント.com

経済学とはなんなのかを問う2つの書、『経済ジェノサイド』の著者・中山智香子さんと、ジャン=ピエール・デュピュイ『経済の未来』の翻訳者・森元庸介さんを囲んで行われた「ワークショップ〈オイコノミア〉の理と没理」の記録。

新自由主義は様々なものを壊し、破局的な状況をもたらした。しかし経済学は手をこまねいて見ているか破壊に手を貸し、その責任を負おうとはしない。経済が人間の生存を左右するなかで、経済学とはなんなのか。実は密接に関係しているのに政治学とは別とされる経済学。オールタナティブはあるのか。経済の未来を取り戻すには──などなどが語られた。

前もって本を読んでないとわかりずらいかもしれないが、いまの世界が、そして日本がどうしてこんなことになってしまったのか、根っこのところから考える参考になると思う。

1.西谷修 はじめに(8分10秒)再生 PLAY YouTubeで見る
2.中山智香子『経済ジェノサイド』をめぐって(33分12秒)再生 PLAY YouTubeで見る
3.森元庸介『経済の未来』をめぐって(37分13秒)再生 PLAY YouTubeで見る
4.真島一郎 構造調整でぼろぼろになったアフリカから(19分10秒)
5.土佐弘之 オールタナティブはどこに?(14分43秒)再生 PLAY YouTubeで見る
6.西谷修「貧困の圧力でしか彼らは働かない」の新しいかたち(21分38秒)再生 PLAY YouTubeで見る
7.中山智香子、森元庸介、真島一郎、土佐弘之、西谷修(30分48秒)再生 PLAY YouTubeで見る

ワークショップ〈オイコノミア〉の理と没理の案内(http://www.tufs.ac.jp/blog/ts/p/gsl/2013/02/post_188.html)
⇒中山智香子『経済ジェノサイド: フリードマンと世界経済の半世紀』(平凡社新書)Amazon.co.jpの紹介購入ページ
⇒ジャン=ピエール・デュピュイ『経済の未来: 世界をその幻惑から解くために』(以文社)Amazon.co.jpの紹介購入ページ

1.西谷修
はじめに

(8分10秒)

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2.中山智香子
『経済ジェノサイド』をめぐって

(33分12秒)

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3.森元庸介
『経済の未来』をめぐって

(37分13秒)

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5.土佐弘之
オールタナティブはどこに?

(14分43秒)

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6.西谷修
「貧困の圧力でしか彼らは働かない」の新しいかたち

(21分38秒)

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7.中山智香子、森元庸介、真島一郎、土佐弘之、西谷修
(30分48秒)

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●関連資料・関連映像

ワークショップ〈オイコノミア〉の理と没理の案内(http://www.tufs.ac.jp/blog/ts/p/gsl/2013/02/post_188.html)

西谷修‐Global Studies Laboratory(http://www.tufs.ac.jp/blog/ts/p/gsl/)

中山智香子『経済ジェノサイド: フリードマンと世界経済の半世紀』(平凡社新書)Amazon.co.jpの紹介購入ページ

ジャン=ピエール・デュピュイ『経済の未来: 世界をその幻惑から解くために』(以文社)Amazon.co.jpの紹介購入ページ

フリードマンの新自由主義とチリ軍事クーデータに関連して(当サイト内)
宇沢弘文と語る〜経済学から地球環境、日米安保・沖縄まで(http://www.eizoudocument.com/0701uzawa.html)



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ワークショップ〈オイコノミア〉の理と没理
中山智香子『経済ジェノサイド』、ジャン=ピエール・デュピュイ『経済の未来』をめぐって


科研メンバーの中山智香子による『経済ジェノサイド──フリードマンと世界経済の半世紀』(平凡社新書)と、やはり科研研究協力者の森元庸介の訳・解説によるジャン=ピエール・デュピイ『経済の未来──世界をその幻惑から解くために』(以文社)が相次いで刊行されました。
前者は、いわゆる新自由主義経済の台頭とそのグローバル世界への浸透を、政治社会状況のなかでの経済学者たちの振舞いを通して動態的に記述し、経済学が単なる科学ではなく世界を仕込むものであることを明らかにしており、後者は、独自の「賢明な破局論」の立場から、「未来」を食いつぶす経済(学)の特質を明らかにし、われわれの直面する「未来」に備えようと呼びかけるものです。
この機会に、両書の著者・訳者を囲んで、現代世界における経済(学)のみずからは語らない功罪を問い、その振舞いを問い糾してみようと思います。
一昨年刊行の西谷修編『“経済”を審問する』(せりか書房)、および昨年末の公開セミナー「マネージメント・イデオロギーをめぐって」を引きつぐ、科研グループによるワークショップですが、関心をおもちの方々はぜひご参加ください。

日時:2013年2月16日(土) 15:00〜18:00
場所:東京外国語大学 研究講義棟4F 422(総合文化研究所・会議室)
報告:中山智香子(東京外国語大学)、森元庸介(東京大学)
コメント:西谷修、真島一郎(東京外国語大学)、土佐弘之(神戸大学)
案内(http://www.tufs.ac.jp/blog/ts/p/gsl/2013/02/post_188.html)
チラシ

※科学研究費補助研究(基盤B):生命統治時代の〈オイコス〉再考とポスト・グローバル世界像の研究

 

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YouTube配信2018年4月18日
掲載WEB配信2013年4月30日
更新2016年2月 1日