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福島原発事故・ウラン採掘
復刻版
核の鎖
ウラン採掘の現場から
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WEB&YouTube配信2019年6月18日、制作:映像ドキュメント.com
本作は原子力の問題を、原料となるウラン採掘から考えたものです。採掘、製造、使用と各過程で放射能とともに人々の生活にさまざまな被害を起こしていることを指摘しています。ウラン採掘の現場から見たときには、核兵器と原発に違いがないこともわかります。
もととなった反核パシフィックセンター東京がつくったスライドの制作は1989年と30年前で、使っている統計の数値、開発の状況、運動の状況も変わっていますが、ここで指摘した先住民の土地を奪い、採掘により被害を強いる構図は残念ながら生きています。いまならより多くの情報があるかと思いますが、現在も共有できるものがあると思いビデオに編集しました。
(吉川繁)
核の鎖〜ウラン採掘の現場から《復刻版》 本編26分 (WMV 603MB)
復刻版制作:映像ドキュメント.com 2019年6月
(元スライド 1989年3月5日初上映、第2版1989年9月、スライド制作:反核パシフィックセンター東京)
※もとのスライドのシナリオをパンフレットにしたものが少数ですが残部あります。興味のある方は映像ドキュメントまでご連絡ください。(『パシフィカ』272号 頒価400円)
核の鎖〜ウラン採掘の現場から《復刻版》 本編26分 (WMV 603MB)
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●制作者から補足
経済協力開発機構・原子力機関(OECD/NEA)と国際原子力機関(IAEA)が2年ごとに発表しているウラン資源の生産と需要の報告書(通称レッドブック)では、世界中のウラン探鉱と鉱山開発に費やされた年間の総支出額は、2014年から2016年にかけて約59%低下し、支出の減少は2011年以降の世界的ウラン市場の冷え込みから長期的な需要低下は続くとしている。また、生産量も2017年は減少し、2018年はさらに続くとしている。
それでも、将来的な需要予測としては開発途上国の人口増加に対応するエネルギー需要を背景に電力需要は増加し、「低炭素な電源」として原子力発電は増加し、ウラン需要は増加するとしている。
つまり、ウランの生産量は減少しているが、市場が停滞しているため抑えているだけでエネルギー政策の基本は変わっていない。また、市場の停滞の要因の一つは世界第2位のキーレイク鉱山の操業と生産調整にあることをレッドブックは指摘している。
本スライドで指摘した課題は現在も続いていると思う。
なお、スライドの制作は豊崎博光氏のお仕事により成立できたもので、あらためてお礼を申しあげたい。また、スタッフリストに記せなかった以外にもご厚意をいただいた方々のご助力があったことは記しておきたい。
(吉川繁)
●当サイト内の関連映像
福島原発事故 核・原子力 配信映像リスト(http://www.eizoudocument.com/0600genpatsu.html)
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