Home ≫
見る ≫
福島原発事故
福島原発事故
福島市渡利における放射能汚染調査
山内知也さんの報告 |
WEB配信&YouTube配信2011年11月21日、制作:映像ドキュメント.com
|
6月26日につづき9月14日に福島市渡利の放射能汚染調査を行った山内知也・神戸大学大学院教授の報告。
渡利地区では政府のモデル事業として「除染」が行われたが、その報告でも放射線レベルは7割程度しか下がらず、逆に除染後に増加した場所もあった。汚染土壌をはぎとっても、雨のたびに山から土や水が流れ込んでしまうためだ。
今回の調査では「除染」が行われた通学路の周辺で20μSv/h(年換算175ミリ)を超える非常に高い線量が地表面で計測され、地上1メートルでも0.67〜2.45μSv/h(年換算5.8〜21ミリ)と、「除染」後も高い汚染がづづいていることがわかった。
「1μSv/hを超えるところに人が存在していることは、放射線を扱う立場の人間からは考えられない事態」と山内知也さんは語る。
報告書は「文字通りの『除染』はまったくできていない。Cs-134の半減期は2年、Cs-137のそれは30年である。したがって、この汚染は容易には消えず、人の人生の長さに相当する。そのような土地に無防備な住民を住まわせてよいとはとうてい考えられない」と結んでいる。
⇒
22分25秒(WMVファイル 127.3MB)
山内知也「放射能汚染レベル調査結果報告書
渡利地域における除染の限界」2011.9.20(PDF)
福島市渡利・放射能汚染調査〈速報〉
※YouTubeの動画はホームページやブログに埋め込んで表示できるので、ご利用ください。
YouTubeページにある[埋め込みプレーヤー]とあるコード(テキスト)をコピーして、ホームページやブログに貼り込むと、そのページでも表示できるようになります。
※リンクは、このページかトップページへ。
●関連サイト・関連資料
山内知也「放射能汚染レベル調査結果報告書
渡利地域における除染の限界」2011.9.20(PDF)
福島市渡利・放射能汚染調査〈速報〉
「福島市渡利における放射能汚染調査」調査の背景と避難問題について2011.9.20(PDF)
◎これ以前の関連資料
山内知也「放射能汚染レベル調査結果報告書
福島市における放射能汚染レベルと放射性セシウムの局所的濃縮(第1報)速報値」2011.6.28(PDF)
発表資料「福島市における放射能調査の実態」(地図)2011.7.5(PDF)
プレスリリース・福島市大波地区「特定避難勧奨地点に指定せず」に抗議する
2011.9.9
●関連映像
USTREAM中継(録画)
【記者会見】福島市渡利における放射能汚染調査結果(速報)と避難区域の設定の問題点について(http://ustre.am/:1aWIX)IWJチャンネル
福島市渡利における放射能汚染調査結果(速報)と避難区域の設定の問題点について
記者会見 in 東京 & 緊急報告会 in 福島
◎記者会見
日時:2011年9月20日(火)10:30〜11:30
場所:参議院議員会館B109(東京都千代田区永田町1-7-1 最寄駅:永田町または国会議事堂前)
※10:00から参議院議員会館ロビーにて、入館証を配布します。
◎緊急報告会
日時:2011年9月20日(火)14:45〜16:45
場所:福島テルサ3Fあぶくま(福島市上町4-25)地図
入場無料・申込み不要
記者会見・報告会共通
報告者(予定):山内知也/神戸大学大学院教授、阪上武/福島老朽原発を考える会代表(フクロウの会)、満田夏花/国際環境NGO FoE
Japan
内容(予定):
・福島市渡利における放射能汚染調査の結果について(速報)
・避難区域の設定の問題点について
主催:
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)(http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/)
国際環境NGO FoE Japan(http://www.foejapan.org/)
連絡先:満田夏花(みつたかんな)/FoE
Japan 090-6142-1807
案内(http://www.foejapan.org/energy/news/evt_110920_2.html)
(c) 映像ドキュメント.com, Tokyo, Japan.
All rights reserved. |
|
|