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普天間基地問題
マスコミ九条の会シンポジウム
「ウラ安保に食われた日米関係」
前田哲男さんの話

2010年3月20日、日本記者クラブホール

WEB配信2010年3月25日、YouTube配信3月27日、制作:映像ドキュメント.com

マスコミ九条の会シンポジウム「普天間問題」のウラに隠された真実、より前田哲男(軍事評論家)さんの発言。

50年前の安保国会に立ち戻り、議事録を読み、その後を振り返ったとき、密約がどのように生まれ、実体化し、“裏安保”といえるものになっていったのかが見えてくる。
岸信介のもくろみがつぶされ生まれた密約が増殖し、表の安保とは反対の“裏安保”が構造化していった過程、密約安保を解消する機会があったはずの橋本時代、そして安保を根拠にすらしない「日米同盟」へと飛躍させた小泉時代。
長年軍事問題を取材し、事実を積み重ね語る前田さんの話は刺激的だ。
“積極的護憲”、あったはずの安保にまず立ち戻ることからはじめるべきだと問題提起した。

再生 PLAY 33分26秒(WMVファイル246MB)⇒YouTubeで見る 本ページにも埋め込みました


2010.3.20 普天間シンポジウム 前田哲男 2010.3.20 普天間シンポジウム
 

再生 PLAY 33分26秒
(WMVファイル246MB)

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●話し手紹介

前田哲男(ジャーナリスト、軍事評論家)

まえだてつお。1938年福岡県生まれ。長崎放送記者を経て、71年よりフリージャーナリスト。95年から2005年まで東京国際大学国際関係学部教授。現在、沖縄大学客員教授。

核実験場とされたマーシャル諸島を取材した『棄民の群島─ミクロネシア被爆民の記録』(時事通信社1979年)のちの改訂新版『非核太平洋 被爆太平洋─新編 棄民の群島』(筑摩書房1991年)、『戦略爆撃の思想─ゲルニカ・重慶・広島への軌跡』(朝日新聞社1988年/社会思想社[現代教養文庫]1997年/新訂版、凱風社2006年)の2冊は、ぜひ読んでほしい著作。
新刊は、日本の政権交代直前に書かれた『「従属」から「自立」へ 日米安保を変える』(高文研2009年6月)

amazon.co.jpの前田哲男著書リスト

●関連サイト、関連資料

もうひとつのシンポジウムのところで書いたけれど、この日の2つのシンポジウムを報道した新聞は『琉球新報』のみのようだ。

「普天間移設」シンポ議論活発に 日米安保問題点突く(『琉球新報』2010年3月21日)


マスコミ九条の会シンポジウム:
「普天間問題」のウラに隠された真実―進行中の米軍グアム統合計画の意図を探る


flyer普天間シンポ2010.3.20沖縄の海兵隊の「7割」がグアムに移転する。日本が頼んだからではない。米軍自身の世界戦略による「再編計画」のためだ。
なのに、なぜ普天間の代替基地を差し出さなくてはならないのか?
メディアはなぜこれらの事実を伝えないのか?
安保改定から50年、普天間問題に象徴される日米同盟のゆがみを明らかにし、真っ当な世論の形成をめざす!

「米軍のグアム統合計画の実態」:吉田健正(国際問題ジャーナリスト。沖縄在住)
「ウラ安保に食われた日米関係」:前田哲男(軍事評論家)
「普天間問題とメディアの問題」:鳥越俊太郎(ジャーナリスト)
コーディネーター:桂 敬一(マスコミ九条の会呼びかけ人)

日時:2010年3月20日(土)開場12:30、13:00〜16:30
場所:日本記者クラブ・10階ホール
 千代田区内幸町2−2−1 日本プレスセンター内
参加費:1000円、学生500円
主催:マスコミ九条の会(http://www.masrescue9.jp/)
問い合せ先:090−8580−6307(三枝)

 

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掲載2010年3月25日
更新3月27日