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2009年5月2日 栃木県教育会館大ホール、九条の会・栃木 憲法記念日集会 |
WEB&YouTube配信2020年1月20日、制作:映像ドキュメント.com |
さる12月4日、アフガニスタンで灌漑事業にとりくんでいた中村哲さん(73歳)が、移動中の車を襲撃されて、一緒にいた5人とともに亡くなった。
志と行動、その持続によって、一人でも何ができるか、身をもって示した人だったのだと思う。
10年前に公開した澤地久枝さんの話より、中村哲さんのことを語った部分を編集し、中村哲さんが残した言葉を加えました。
(あらかわ)
12分34秒 (WMVファイル107MB)
中村哲さんのことは⇒ペシャワール会(http://www.peshawar-pms.com/)
この日の講演全体は⇒澤地久枝さんの話「一人からはじまる」九条の会・栃木憲法記念日集会 2009.5.2(http://www.eizoudocument.com/0120sawachi.html)
12分34秒 (WMVファイル107MB)
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●中村哲さんが残した言葉より
「人々の人権を守るために」と空爆で人々を殺す。果ては、「世界平和」のために戦争をするという。いったい何を、何から守るのか。…
作業地の上空を盛んに米軍のヘリコプターが過ぎてゆく。時には威嚇するように頭上を旋回して射撃音が聞こえる。…
我々は地上をうごめくアリのように、ひたすら水路を掘り続ける。彼らは殺すために空を飛び、我々は生きるために地面を掘る。…
彼らに分からぬ幸せと喜びが、地上にはある。
──『ペシャワール会会報』88号(2006年06月28日)
戦後、日本の民心を正気に連れ戻してきたのは、吾々の先人たちの無数の血の犠牲、その記憶たる戦争体験であった。
日本は加害者であり、同時に被害者でもあった。
そして、その限りにおいて、日本は「平和」の発言者たり得たのである。
今まさに、先人の犠牲の結実たる平和憲法の改正が、現実の虚像に基づいて大した抵抗もなく受け入れられようとしているのは、耐え難いことである。
──『ペシャワール会会報』84号(2005年06月29日)
憲法は我々の理想です。理想は守るものじゃない。実行すべきものです。
この国は憲法を常にないがしろにしてきた。
インド洋やイラクへの自衛隊派遣……。
国益のためなら武力行使もやむなし、それが正常な国家だなどと政治家は言う。
これまで本気で守ろうとしなかった憲法を変えようだなんて。
私はこの国に言いたい。憲法を実行せよ、と。
──小国綾子記者『毎日新聞』2013年6月6日(再掲2019年12月17日)
●話し手紹介
●関連サイト
⇒ペシャワール会(http://www.peshawar-pms.com/)
⇒石風社(http://www.sekifusha.com/)
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「九条の会・栃木」憲法記念日集会
◇日時 2009年5月2日(土)14:00〜16:30
◇会場 栃木県教育会館大ホール
◇内容 開会のことば
主催者挨拶 宮本栄三代表
公演「日本の心〜和のしらべ」西村的山と琴アンサンブル「苑」
記念公演 澤地久枝「一人からはじまる」
事務局より 田中徹歩事務局長
主催:九条の会・栃木
(c) 映像ドキュメント.com, Tokyo, Japan.
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