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瀬川昌久スペシャルトーク
李香蘭とその時代
次世代に語り継ぐ・戦争をさせないために
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WEB&YouTube配信2017年4月11日、制作:映像ドキュメント.com |
瀬川昌久さんは永年音楽、映画、ミュージカルなど幅広い評論をしてこられ、とくに戦前の音楽史では深い造詣に基づく第一級の研究を発表しています。その瀬川さんが、最近の新聞記事などで日本の情勢を「戦前戦中の時代のムードに似てきている」と感じ、警鐘を鳴らし続けなければと語っています。
今回は満州映画協会が製作したものの世相に合わないとして公開されなかった幻の映画『私の鶯』の読み解きを皮切りに、学徒出陣、氷川丸での傷病帰還業務などご自身の体験と、戦前の音楽文化、戦後の新しい音楽との出会いなどを話されています。
引き揚げ体験のある方や親の戦争体験など広い年齢層の参加者とも意見を交換しながら、いまの時代を考える機会になりました。
(吉川繁)
62分49秒 (WMVファイル142MB)
主催:JAZZ喫茶映画館(http://www.jazzeigakan.com/)+JAZZ MORITATEYER
62分49秒 (WMVファイル142MB)
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●話し手紹介
瀬川昌久(せがわ まさひさ)
1924年生まれ、1943年学徒出陣にて海軍へ招集、戦後日本将兵の復員作業に志願し病院船・氷川丸に乗り込む、その後復学。50年代仕事でNYへ行かれC. パーカーの生の演奏を聴かれたことは逸話です。帰国後はジャズ、レヴュー、ミュージカルの企画〜評論に従事。著書に『ジャズで踊って─舶来音楽芸能史』(サイマル出版会)、『瀬川昌久自選著作集チャーリー・パーカーとビッグ・バンドと私 1954-2014』(河出書房新社)ほか。
現在は日本ポピュラー音楽協会専務理事。
著書
『舶来音楽芸能史─ジャズで踊って』清流出版
『瀬川昌久自選著作集1954-2014:チャーリー・パーカーとビッグ・バンドと私』河出書房新社
『日本ジャズの誕生』瀬川昌久+大谷能生 青土社
⇒Amazonの瀬川昌久 著書リスト
聞き手:のむみち
1976年生まれ、南池袋「古書 往来座」店員。2009年頃にいきなりハマった名画座熱が高じて、2012年より都内主要名画座のひと月分のスケジュールを1枚に手書きでまとめたフリーペーパー『名画座かんぺ』を毎月発行。2016年より『名画座手帳』(トマソン社)を企画/監修。また、目下、宝田明さんのインタビュー本(筑摩書房)を鋭意制作中。
●関連サイト
収録会場:JAZZ喫茶 映画館(http://www.jazzeigakan.com/)
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瀬川昌久 スペシャルトーク 第4回
李香蘭とその時代〜次世代に語り継ぐ話・戦争をさせないために〜
戦後71年、今の平和は多くの人々が流した血と涙の犠牲の上に成り立っています。
戦時中の日本ではJAZZを聴くことはもちろん、戦争に疑問を感じることさえも封印されてきました。今回は満州映画のスター李香蘭の波乱の人生を通して戦争の愚かさ、虚しさ、抗えぬ恐怖等々を、実体験者としての瀬川昌久氏にお話いただきます。
出演:瀬川昌久 聞き役:のむみち
日時:2016年12月10日(土)午後4時〜7時ごろまで。
会場:JAZZ喫茶 映画館(http://www.jazzeigakan.com/)電話:03-3811-8932
白山駅A-3出口斜め前・白山神社参道入り口
料金:一般・木戸銭¥1000+ドリンクオーダー
※席数に限りがあり、予約優先とさせていただきます(電話またはメール)
主催:JAZZ喫茶映画館+JAZZ MORITATEYER
協力:映像ドキュメント.com
(c) 映像ドキュメント.com, Tokyo, Japan.
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