「君が代訴訟と憲法」と題した憲法学者・奥平康弘さんの講演（調布九条の会「憲法ひろば」主催）。

公立学校の卒業式などで「君が代」の起立斉唱が職務命令で強制されたことに対して、憲法19条（思想・良心の自由）に違反するとの訴訟がいくつも提起されたが、これに対して最高裁は憲法19条には抵触しないとの判決を出しつづけている。

いやなものを強制されれば思想・良心の自由が侵されたと考えるのが当然に思えるのだが、最高裁はそうではないという。最高裁判事のなかにも補足意見・反対意見が出された判決の論理とは。これをくつがえす道筋は‥

42分24秒（WMVファイル、366MB）

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●話し手紹介

奥平康弘（憲法研究者、「九条の会」呼びかけ人）

　おくだいらやすひろ。1929年北海道函館市生まれ。「表現の自由」研究の第一人者。東京大学名誉教授。専攻は表現の自由およびアメリカ憲法。著書に、『治安維持法小史』（岩波現代文庫）『知る権利』『なぜ「表現の自由」か』など多数。近著に、『憲法の想像力』（日本評論社、2003年）『「万世一系」の研究─「皇室典範的なるもの」への視座』（岩波書店、2005年）『憲法を生きる』（日本評論社、2007年）。

●関連サイト

⇒調布九条の会「憲法ひろば」（http://www.geocities.jp/chofu9jou/）
⇒この日のリポート　ひろば・にゅーす第80号（11年10月31日発行）表・裏（docファイル）

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調布「憲法ひろば」第66回例会
君が代訴訟判決と憲法

◇日時：2011年10月21日（金）18時半〜
◇場所：調布市市民プラザあくろす２階「会議室」(国領駅北口)
◇資料代：300円
◇お話：奥平康弘さん（東京大学名誉教授、「九条の会」よびかけ人のおひとり、調布市在住､調布｢憲法ひろば｣ゆかりの憲法研究者）

掲載2012年1月11日