憲法九条の集い in 千葉より、前日にイラクから帰国した高遠菜穂子さんの講演「命に国境はない〜イラクで非暴力は実現するか」と、奥平康弘さんの講演「九条とぼく」。
高遠さんはイラクの実情をわかりやすく語るとともにイラクをとおして見える九条の可能性について語り、奥平さんは九条の会へのかかわりから、九条を研究するようになった経緯、九条と生存権（第25条）、表現の自由との関連について語った。

⇒１高遠菜穂子 12分57秒（WMVファイル、61.9MB）
⇒２奥平康弘 28分34秒（WMVファイル、112.8MB）
⇒YouTube配信（連続再生）（http://www.youtube.com/view_play_list?p=E6AAF3892E3F84E1）

⇒１高遠菜穂子 12分57秒（WMVファイル、61.9MB） ●寄せられた感想 すばらしいドキュメント映像に深謝します。期待しております。高遠さんの映像は、日本のマスメディアの大きな罪を確定させています。いつか、日本のマスメディアが真実に頭をたれて、イラク国民に自衛隊を送ったことは間違いであった。それを扇動したことは、あの第二次大戦に国民を煽り、日本を焼け野原にしたのと同じ間違いであったと謝罪させるまで、がんばってください。 （2009年7月21日、真さん）

●話し手紹介

高遠菜穂子（イラク支援ボランティア）
　たかとおなほこ。1970年北海道千歳市生まれ。2003年イラク初入国以来、NGOとともに病院調査、医薬品運搬、学校建設、ストリートチルドレンの自立支援にかかわる。現在は「ファルージャ再建プロジェクト」をイラク人とともに進めている。著書に『戦争と平和 それでもイラク人を嫌いになれない』ほか。

奥平康弘（憲法研究者、「九条の会」呼びかけ人）
　おくだいらやすひろ。1929年北海道函館市生まれ。「表現の自由」研究の第一人者。東京大学名誉教授。専攻は表現の自由およびアメリカ憲法。著書に、『治安維持法小史』（岩波現代文庫）『知る権利』『なぜ「表現の自由」か』など多数。近著に、『憲法の想像力』（日本評論社、2003年）『「万世一系」の研究―「皇室典範的なるもの」への視座』（岩波書店、2005年）『憲法を生きる』（日本評論社、2007年）。

●関連サイト

⇒九条の会・ちばけん（http://chiba-9jou.net/）
⇒九条の会・ちばけん この日のリポート（http://chiba-9jou.net/news/090502.html）
⇒九条の会 オフィシャルサイト（http://www.9-jo.jp/）

5・2憲法九条の集い in 千葉
◇日時　５月２日（土）13:00〜16:00
◇会場　習志野文化ホール
◇講演　高遠菜穂子「命に国境はない〜イラクで非暴力は実現するか」60分
　　　　奥平康弘「九条の会とぼく」60分
主催：九条の会・ちばけん、九条の会・千葉地方議員ネット

掲載2009年 5月28日
更新 8月 6日